大学時代からの友人であるR子から電話があった。



彼女は大学卒業後、一年間某証券会社へ就職し、その後「ピアノの先生になる!」と音大に入りなおし、卒業後某楽器店に就職し、そこの会社が運営するピアノ教室でピアノを教えていた。



現在は会社を退職。結婚し、子供もでき、週末だけ近所の子供にピアノを教えている。




旦那様は某大手企業に勤めていて、収入もそこそこある。


彼は無口で大人しいものの、妻に優しく子煩悩であり、日頃から仕事が終わると真っ直ぐ家に帰り、家事の手伝いをしてくれるらしい。


酒もタバコもギャンブルもしない。


週末は妻がピアノ教室の間しっかり子供の世話もしてくれている。


結婚と同時にピアノ教室のために防音設備を施した新築一戸建てを購入し、傍目には幸せな結婚生活なのではないだろうかと思われる。




しかし・・・彼女が私に電話をくれる時・・・それは落ち込んでいる時である。





そして彼女は聞く・・・・「貧ママはどういうふうにストレスを解消しているのか?貧ママ流発散方法は?」と・・。





貧ママ・・・・・・「ん???・・・特にないけど・・・あれ?もしもし?.」



R子・・・・「・・・・・・・・・・。」



なんだ?ガッカリされている空気が・・・・( ̄ ̄□ ̄ ̄)


家事にストレス溜めるほど必死で家事してないし~~~育児に関しても特にストレス感じないんだな~~。



特に子供に関してはストレスどころか、感謝してるんですよね~。



なんせ可愛い!!!


家貧乏なんだし、外出て働かなきゃなんだろうけど、マリナ出来た時もあまりに可愛すぎて「この貴重な可愛い時期に人に預けてるなんざもったいない!!!」



と思ってしまって・・・まあ質素に暮らせば「明日の米がないわ!!!」とまではいかないし、旦那も「小さいうちは家にいてあげて欲しい」的な事言ってくれるしで、専業主婦させてもらってるんだよね。


ありがたや~~~(T▽T)ノ




しかしR子の声はかなり沈んでいる・・・きっと家事、育児にがんばりすぎて疲れてるんだな!!



貧ママこういうときかなり燃える!!



グッドなアドバイスなんかは多分できないだろうけど、きっとそれはわかっているだろう。


こういう時ってどうにかして欲しいんじゃなくて聞いて欲しくて電話かけてきてくれるんだよね。






よ~~し!!



どんなことでもいいよ!!!

話してみれ!!




そしてスッキリしてくれたまえ~~~ヽ(`⌒´)ノ




続く・・・